柔道には『柔よく剛を制す』という言葉があります。
体の大小や体力のあるなしに関係なく、練習を繰り返すことによって誰でも平等に技術を身につけることができます。
また必ずしも強さを競い、投げ合うばかりが柔道ではなく、正しい礼法を学んだり、精神を鍛錬することができるのも柔道の魅力の一つです。柔道修行の目標は強く正しい、まっすぐな自分づくりを実践することです。
種谷道場では、小さな子供や大人になってから始める初心者、体力に自信のない女性など誰もが不安を持つことなく柔道を学べるよう、各自のレベルに合わせた個別指導を実施しています。また有段者も多く在籍し、自分に合う指導を受けることでより早く技術を身につけることができます。
指導法は丁寧かつ理論的な技術指導を行うことで、初心者の方にもわかりやすく柔道の魅力を伝えられるよう心掛けています。
種谷道場では概ね1年間の修行で、大半の初心者の方が黒帯を取得しています。ぜひ多くの方が種谷道場で柔道を学び、講道館柔道の段位を取得することで活躍の場を拡げられることを期待しています。
種谷道場には子供から大人、初心者から高段者、年齢も経験も目的も違う、たくさんの人が集まります。こうした環境で稽古を行うことで、柔道だけでなく様々な人と接するコミュニケーション能力を養うことができます。
大人も子供も、親子ほど年の離れた柔道仲間と知りあうことができるというのも種谷道場の魅力の一つです。
子供たちは普段接することのあまりない家族以外の大人に挨拶をしたり、指導を受けたりすることで、家庭や学校にはない社会勉強を体験し日本の伝統文化である武道を通じて正しい礼儀作法を身に着けることができます。
種谷道場では、成年部練習生を中心に安全委員会を結成しています。
安全委員会では隔月末の稽古後に事故防止協議会を開催し、種谷道場における柔道指導及び技術の統一化を始め、有段者による安全指導講習や意見交換の場を設けることによって安全な柔道を追求し、万が一のケガや柔道事故の防止に取り組んでいます。
平成26年2月、この活動が読売新聞社より取材を受けました。